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インドの犬 [インドの動物]

暖かい国の犬は総じてそうであるが、とてもやる気がない。


ぐでー。

人が近づこうが、車が近づこうが、ぐでー。
当然、バンバカ轢かれてる。。。
そんな感じで、全然危険を感じさせないインド犬たちですが、一度だけ酷い目に遭いました。

アーグラーという街からニューデリーへ電車で行ったとき。
午後11時30分到着予定の列車が、めでたく3時間ほど遅れて、到着は午前3時半。
途方に暮れているとリキシャーマン(キン肉マンの超人ではなく、人力車を引っ張る人)がわらわら寄ってきて優しい言葉をかけてくれます。
向こうから声をかけてくるインド人はみんな嘘つきであり、相手をしてはいけないので、シカトして歩いていると、あっという間に道に迷いました。
ニューデリーは、駅のすぐ近くが安宿街なので、どってことないと思ったのですが、明らかに街が暗すぎます。が、遠くに何件かホテルが連なってるのが見えます。よしよし。

一件目のホテル。
インドのホテルの従業員は、限りなく奴隷に近い扱いを受けているため、ロビーの床に寝ています。
こいつらをたたき起こして、泊まれるか聞くと、800ルピー(2000円)。高すぎ。

仕方ないので、その隣のホテルへ行こうと外へ出るのですが、外からけたたましい犬の声が聞こえます。吠えすぎ。

しかし、中国の古くから伝わることわざに【弱い犬ほどよく吠える】というものがあるので、シカトしてその横を歩いていたら、

あ。

思いっきり噛まれたよ。。鞄が。
「あーあ。もう5年も苦楽を共にしてきたトートバックに穴が空いちゃったよ。。」
と、思いながら次のホテルに入り、部屋をとって泥のように眠りました。

次の朝、インド前に聞いた友人の言葉がふと脳裏をよぎりました。
「犬には気をつけた方が良いよ。狂犬病、発病したら、致死率100%だからね。」

おおっと。たかがホテル代800ルピーけちっただけで、命の危険を冒しちゃったよ。
睡眠不足って、判断狂わすからいやだねえ。。

ちなみに、そんな危険を冒してまで見つけたホテルがコレ。

なんで、ベッドが丸いんだよ。。。


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