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聖地 バラナシ [インド 観光名所]

インド人の生活の全てを飲み込みながら、ゆっくりと雄大に流れていくガンジス川。
そのほとりにあるこの町は、ヒンドゥー教の聖地バラナシ。



人、多すぎ!!!!!

サイクルリキシャー(自転車人力車)に乗っているのだが、かれこれ10分ほど、全く動かない。
後ろでは、デブの白人が
「ママーーーー!ママーーーー!!!」
と、泣き叫んでいる。
極度のマザコンなわけではなく、ラリっているらしい。

この町は、聖地だけあって、宗教的な儀式がよく行われています。
そして、昔から、その儀式で麻薬を使っていたということで、マリファナは、日本でのヘルシア緑茶と同じくらい一般的に流通しているのです。

街を歩いていれば、30分に1回くらい、「ハッパ、アルヨ」とか声をかけてくれるし、メインストリートのど真ん中の交差点で「バングーラッシー」(マリファナラッシー)なんて、プリティーな飲み物も売っています。ちなみに、ハッパだけじゃなくて、薬もアリアリ。
一応、法律では禁止されてるんですけどねえ。。。

とかなんとか言ってる間に、20分以上停止していることに気付き、いい加減歩くことにしました。
今日は、せっかくガンジス川の近くに来たのだから、「ホテルはリバーサイドであろう。静かに流れるガンジスをながめならが、異国の夜を過ごすのだ。」と勝手に決めており、街のど真ん中を突っ切って川の畔に向かう私。

街の真ん中と、川の間は住宅街。
インドは町中以外、街灯というものはほとんど無く、恐ろしく暗い。人気なし。無茶苦茶怖い。
変なインド人がいたので、川はどっちか聞いてみたら、案内してくれるとのこと。とりあえず、ついて行ってみると、明らかに細い路地に。。。おいおい。。しかし、地球の歩き方の地図にもこの辺りの道は全く載っていない。っていうか、迷路だよ、コレ。

いつでもダッシュ出来るように身構えながら、インド人の5メートル後ろをついて行く私。
5分後、真っ暗な暗闇が現れる。ガンジス!

「ほら、これがおまえが言ってたホテルだよ。」
こいつは嘘をついていなかったので、チップを50ルピー渡し、ホテルにチェックイン。
90ルピー(250円くらい)。安っ!

部屋。

独房ではありません。。。

部屋を見た瞬間、思いっきり帰りたくなったのですが、今更真っ暗な迷路を彷徨い歩く気力もありません。
もう、あきらめて荷物を降ろす私。
とりあえず、ガンジスの流れを、、と外に眼を向けるも、よく考えたら街灯も全くないわけで、暗黒の闇が続くばかり。

なんのために、こんなとこまできたのだろう。。。
(インド旅行中、自らのテンションがた落ちさせる、魔法の言葉)


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