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ネパールに行くつもりだった [インド以外]

もりぞおさんの一人旅シリーズは、いつも往復の航空券だけとって、後は適当。
場合によっては、行きの飛行機で「地球の歩き方」を読んで、どこの町に行くかを決めたりします。

ただ、今回は「インドは伊達じゃない」ということを聞いていたので、ある程度の行き先は決めておきました。

まず、バンコクからカルカッタ。カルカッタから夜行列車で国境の町 ラクソウルへ。
そして、国境を越えてネパールの首都カトマンズへ。
カトマンズから、夜行で聖地バラナシまで行って、アーグラー→デリー→バンコクへ。

そう。出発前はインド-ネパール旅行だったのです。

私としては異例の出発2週間くらい前から準備を行い、電車やバスの時刻表を見て、大体の日程計画まで立てて、いました。
本当は、インド鉄道のHPで切符の手配までしておきたかったのですが、インド国内にしか発送してくれないので断念。
しかし、「これだけきちんと調べておけば、問題なし。来いやコラ、インド!」と、いう状態まで持ってきていました。

そして、出発当日。
成田を18時に出る飛行機なので、昼まで家で、のんびり。
ぽちぽちとインターネット検索とかして遊んでいました。

何気なく、Yahooニュースを見ていると、こんなニュースが。

毛派、首都を再び封鎖 ネパール
ネパールの反政府武装組織ネパール共産党毛沢東主義派が22日、首都カトマ
ンズに続く主要道路の封鎖を宣言。23日早朝からバスや生活物資を運ぶトラッ
クなどの運行がストップし、交通がまひ状態になった。

ハイ、ネパール、だめー。
日程一から立て直しー。

結局、行きの飛行機の中で日程を立て直す事になりました。
未練がましく持って行った「地球の歩き方 ネパール編」は見事に一度も開かれることなく、無駄に荷物を重くするだけの結果に終わりました。

ちなみに、旅行中に仲良くなった日本人が、たまたまこのころインド-ネパールの国境の近くの街にいたそうなのですが、朝、ホテルの前に出てみると、「Tourist Only」と書かれた紙がフロントガラス以外の全てのところに、耳なし法一のように貼り付けまくられたバスが、隣のホテルの前にとまっていたそうです。

ネパールは、インドの隣の国であることが信じられないほど、人が優しく、丁寧で、気持ちがいい国であると聞いています。
しかし、言うても、アジアの途上国。政情不安定は否めず、こんなトラブルもおこりがちです。

こっち系の国に旅行する人は、こんなことが起こった時に、「おもしれー。さて、次はどうしよ?」と軽く考えられるような、幅広いこころと、タフなマインドと、ちゃらんぽらんな性格が必要とされるのです。

ちなみに、実際に行ったルートは、こちら。


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