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インド映画 2 [インド 観光名所]

インド最終日。
前回、インド映画「レインコート」に大敗したのにも懲りず、しつこく映画館を探すもりぞおさん。
なぜ、映画にそこまで。。というと、こんなポスターを発見したからです。



ハリーポッターのパチモン。

みたいー!激しくみたいー!

しかし、調査の結果、この映画はまだ公開されていないことが判明。
とはいえ、この日になると、もう、町中を歩き回る気力もなく、とりあえず、宿のそばの映画館に入ってみることにしました。

タイトルは忘れたけど、現代劇。
一人の男が、3人の女性に追っかけられるというストーリーです。

【登場人物紹介】

格好いいが、バカそう。
陽気な加瀬大周。(「新」ではないほう)

女1
スマートだが、幸薄そう。
インド風広末涼子。

女2
顔に特徴はないが、巨乳。
とりあえず、存在意義がよく分からない優香。

女3
特徴なし。たいした役柄でもなし。

【ストーリー】
(なお、言葉が分からないので台詞etcはすべて勘です。そもそも記憶もあやふや。。)
田舎町に住んでいる加瀬と広末。
二人は友達以上恋人未満の関係。二人が楽しそうに野原を駆けめぐっていると、、、

突然、何の前触れもなく、景色がパーティー会場に!

加瀬の衣装がタキシードに!

広末の衣装がイブニングドレスに!

ゴージャスな音楽に合わせて踊り出す、50名を超えるレディースあんどジェントルマン!

これだ!これが、インド映画だ!

このまま15分続く、妄想の舞踏会。
舞踏会終了後、広末が加瀬に告白します。

「わたし、スチュワーデスになるから、都会に行くわ!」

いきなり汽車が彼女を連れ去ります。
展開、早すぎ。。

1晩悩んだ後、追いかけて都会に赴く加瀬。

慣れない都会の駅に右往左往していると、乗降客に押されて、偶然通りかかった優香に抱きつき、押し倒してしまいます。(ベタな展開。。)

謝ろうとした瞬間、通行人の鞄に頭を叩かれ、胸に顔を埋める。
もう一度、謝ろうとした瞬間、通行人の鞄に頭を叩かれ、胸に顔を埋める。
・・・5回続く

やっと解放された優香は、優香は名前も告げずにどっかへいってしまいました。

どういう訳か用意されているマンションにたどり着いた加瀬は、偶然、エレベーターで優香に出会います。

「えー、ここに住んでるのー?(聞いてないよー!)」
ダチョウ倶楽部ですな・・・

この後、あだち充の漫画の主人公のように、なんかよくわからんけど3人の美女にもてまくり、すったもんだのあげく、おおかたの予想に反して、優香とくっついて Happy End

エンディングでは、優香と草原を走り回っていると、またも景色が舞踏会になり、100名を超えるバックダンサーを従えて、3人の女性と踊り狂っておりました。

噂に違わぬインパクト。。さすが、インド。
とはいえ、私が一番驚いたのは、映画の中にあったインドの町並みです。

道には浮浪者もいないし、ビルがあるし、エレベーターあるし、屋台のカセットテープ屋ではない巨大なCDショップあるし、綺麗な公園あるし。。。

ココはどこ。。ゆめの世界?

一口にインドと言ってもとても広いです。
私が歩いてきた道は、中国やパキスタンと戦争を繰り返してきて、難民でごった返す大変貧しい土地です。
南の方の街は、あんなにもきれいなのか。。。

一番安い席なら10円くらいで入れる、庶民の娯楽、映画。
この人たちにとって、この映画の中の街は、舞踏会は、ゆめの世界として映っているのでしょうか?


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